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MONTE ARTXANDA

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最後に訪れたのは、ビルバオの小高い山《MONTE ARTXANDA》。素晴らしい眺望を楽しむには最高の隠れスポット。行くべきか悩んでいる方には、ぜひ行かれることをオススメいたします(^-^)この日は、変わりやすいこの地方のお天気の割には、結構太陽のご機嫌が良く、思い切ってタクシーでケーブルカーの乗り場まで。駅までも近いうえに、山頂までもあっという間の5分ほどでスピーディーに運んでくれます。
ここからはグッケンハイム美術館はもちろん、ぐるりと取り巻くビルバオ川や中世の建物や森まで本当に美しく見渡すことができ、ここに来れば、もうひとつのビルバオの横顔が見えてくるはず。ここまで登って来て良かった。てっぺんの広場ではクラシック・カーの市場が開かれていて、子供も大人も大しゃぎ♪(この写真の車は、昔ロンドンで音楽仲間の板倉くんに乗せてもらった懐かしのDS!思わず子供driverと一緒にパチリ(^O^)v)そしてこのあと下山?したところ、な・なんと諦めていた『カレ』との再会に感激!
写真3枚目が彼の写真。カレ=カメの手、です(^^ゞ カメの手…と言っても
ホンモノのカメではありませぬ☆ 昔そう信じていたワタシのような方がいらっしゃると困るので、念のため(^O^)/ 岩場に付く藤壺のような貝の一種で、ホントに亀の手にソックリ。日本でも伊豆七島などで取れますが、世界的に激減していて、こちらスペインでも、ウナギの稚魚と並ぶ高級品! しかもビルバオは海からかなり内陸に入っているので、まったく以て諦めていたカレでした。 たまたまなおちゃんがいる時に入ったカフェで、「美味しい魚貝が食べられる店ない?ココチャス=魚の顎下肉とかココド=魚のいわゆる頭を含むカマの部分や、ペルセベス=カメの手とか、も~大好き!」と、またまたお兄ちゃんに魚好きをアピールして聞いたオススメ店を走り書きしたことを思い出し、最後のランチに歩いて探してみたら…。な、なんと日曜日は特に混合うとのことで、まだガラガラに見える13時半にもかかわらず、これから満席になると言うの☆ バル・カウンターでガマンするか、踵を返そうかと思った矢先、カウンターの上に、愛しのカレ?カメ??、もうどっちでもいいけど(^_^;)、そう、ペルセベスを発見!
ここからワタシの熱い想いを伝える時間が始まった…まるで初めて立候補した選挙の街頭演説みたいにつたないながらも語り伝えること3分以上ー。魚が好きなワタシにビルバオのカフェのスタッフが、絶対ここがオススメと教えてくれたこと、またこの後の飛行機で日本に戻るので、もう暫くはスペインに来る予定がないことー。カメの手を探し続けていたけど、9日目の今日まで1度も出会えなかったことー。するとマダムは、「このカウンターの端しかお席はもうないけれど、ここに作る席でも貴女さえ良かったら、こちらは構わないわよ、こんな隅だけど。」と逆に申し訳なさそうにしながら、親切にもカウンターにナイフ・フォークをセッティングしてくれたのです!
もちろん立ち飲みではないし、スペイン人が1番大切にしている家族との日曜日ランチの時間なのですから、私が満面の笑みでオーダーしたアペリティフは、林檎の軽いお酒シードラでもなく、微発泡ワインのチャコリでもなく、時間をかけて熟成させるスペイン自慢のスパークリング・ワインのCAVA『カウ゛ァ』。
前菜にいただいた念願の亀の手は、サッと熱に潜らせただけ
のフレッシュさを全面に引き出した、かつて味わったことのないミネラルと潮の香りが瑞々しさとともに凝縮された素晴らしい状態のもの!カヴァにはもちろんぴったんこ! 後半はレモンをさっと搾って。次にはマダムのオススメ、酒の肴にも良い、メルルーサのココチャスのピカタみたいなフリット(何これー、の美味☆)、そしてメインも高級魚のメルルーサの白身の部分と大振りな浅利・そしてホワイトアスパラを、白濁したピルピル&パセリのソースでいただく一皿ー。食後にはブルー・チーズのケソ・アズールにクルミとレーズン・青リンゴを添えて。バルのホッピングもたまらなく楽しいけれど、ひとりゆったりいただく旅の最後のランチは、その余韻の中に、自分なりのエピローグをしたためて。行きは一睡もせずに飛び乗った飛行機だけど、帰りは穏やかにフェード・アウトがいい。旅が人生だと計らずも言った私ですが、ならば私の人生においては、緩やかで穏やかなエピローグを描いているのでしょうかー。いくつもの旅を重ねて、大切な出逢いを重ねて、私だけのスケッチはまだまだ続きます。こちらのお店は、目抜き通りの『グラン・ビア』から少し
だけ入ったところにある【ATLANTA=アトランタ】と言う1軒家レストラン、しっかり者のマダムと、人のいいダンナ様と、シャイだけど世話好きなサービィス・マンのおじちゃんとで表を切り盛りする素敵なお店。ご近所のカップルも、私がフルコースをいただいていた2時間くらい、まったりバルで、もちろん立ち飲みのまま長~いお喋りタイムを楽しんでいました。

ビルバオは今観光の街として、押し寄せる観光客を優しく受け入れ、より大きな街へと成長しようとしているけれど、どうぞその優しさと、正直な性分は変わることなきようー。たまたま行程上、ひとり延泊してみたビルバオだったけど、何の先入観も下調べもなかったからこそ、どこにも負けないくらい愛しい想い出を、ニュートラルに、等身大に見せてくれた街。またいつか、少し先のビルバオへ訪れてみたいと思うのです。

コメント

シトロエン DS 、すごく綺麗な状態ですね!
文章の中のワインやお料理も、とっても美味しそうです!
旅行気分を、有り難うございました。

日本には明らかになさそうな街並みや食材、車や建造物、写真を見てるだけで異国の香りが伝わってきます( ^-^)とくに食材は、自分ならどう料理するかな?と考えるのが楽しく、興味深いです。腕前は別として(^▽^)野田さんのブログを見るようになって、いつか自分も海外に行ってみたいなぁと思うようになりました(*⌒▽⌒*)

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