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20080728234852
待ちに待っていた「能登の花ヨメ」の試写に、ようやく行ってまいりました。親戚のでもあり、親戚だと知らなかった頃、私を女優デビューさせてくれた(笑)、白羽弥仁監督の久しぶりの作品です。

くしくも今朝、大雨に見舞われたと言う悲しいニュースが流れた、あの美しい金沢の浅野川のほとりで、主人公のみゆき(田中美里)が途方に暮れながらも葛藤し、次なる1歩を踏み出すきっかけになるシーンを撮影している時に、私は監督を訪ねて金沢に行っていたのです。ほとんどのシーンは能登を中心に行われていたので、それがまさにこの金沢のシーンだったのかと、短いながらもとても大切な場面だとわかり、やっと観ることができたこの作品とのある種の再会に、想いもひとしおでありました。

都会で暮らす、働く女性が、古い風習をまだ守り続けている田舎を持つ男性(この夫もまた都会と海外をまたにかけて働くスタイリッシュな生活をしているのではあるけれど)と結婚し、田舎に1人で暮らす母親(泉ピン子さん)や周りの人との関わり(内海桂子師匠が素晴らしい)、その土地の人の嫁になると言うことが何を意味し、どう付き合っていくのか、あるいは関わらない方法で2人の価値観や暮らし方だけを守ってゆくのか、それが幸せと言うことなのか、結婚とは一体何を意味するのか…など、一度は結婚を考えたことのある働く女性なら、きっと多くのことを感じるはずー。しかも主人公のように、結婚後は仕事を辞め、専業主婦として、経済的には男性に頼って行こうと考えている女性、もう若くはない、成熟した女性ならば、思うところはふたつの層なって、多々押し寄せてくるはずですー。田舎の良さも大変さもわかっている世代だからこそ、この作品がそんな当たり前の問いかけの中に、心のひだの奥までゆっくり染み込んで来て、じ
んわり広がって来て、優しく髪を撫でるように心の琴線を揺らされた時、本当に自然な涙が1度、2度、3度…と涌き上がるように溢れていたのです。

まずは、ぜひご覧になってみてください。能登、花嫁、に特に関わりのない方でも、いいえ、関わりのない方だからこそ、新鮮な気持ちで感じとることのできる作品です。

私と言えばー。またゆっくり能登を訪れて、あの柔らかな独特の温かみを持つ能登弁と、シャイだけと明るくて温かなお人柄の皆さんに、もう逢いに行きたくなってしまいました。

私がもっと素直な私に、私がもっと好きな私に、帰ることができると感じることができるから。色んな痛み、傷みを少しの言葉でわかち合うことができる人たちだから。

忘れていた何かを想い出させてくれる、のじゃなく。自分の中に持っている何かを再び蘇らせてくれる、生きるチカラを、自然と言う自然体のサーチライトの中に、引き出してくれるような。それは昔からあるの母のイメージでもあり、田舎のおばあちゃんとの想い出でもあり、懐かしくて懐かしくてホントは「帰りたい」って言いたかったのに、上手く言おうとして言えなくなっていた、ただそれだけのことなのかもしれません。

大人の夏休みに、どこにも出かけなくても、大切な心の旅をしてもらいたいあなたへ。嗜好にかかわることは、あんまり押しつけたくない私ですが、この作品だけは、ちょっぴり強引にオススメしてしまおうと思います。

【能登ハナ】がくれた夏の合間を吹き抜ける涼やかな風を感じながら、いつもは口の悪い私も、監督が親戚でちょっと自慢したいような気分(笑)。素直に監督を讃えたい、そんな余韻とともに、1日の終わりを過ごしている私です。

【能登ハナ】観るべし&観て損はなし(^^)d

監督、「良くやった!」心から「おめでとう」を言うね。

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